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松下電工も1日、緊急地震速報の機能がついたマンション向けのインターホン設備を発売したそうです。マンションに地震の情報が届くなんて、すごいと思いました。



緊急地震速報開始まで1ヶ月 新商品が次々
2007年9月1日

地震の揺れがやってくるまでの時間と大きさを事前に知らせる気象庁の「緊急地震速報」が、10月1日から一般に提供される。テレビやラジオだけでなく、さまざまな設備で受信できることから、各メーカーは住宅用の新製品などを相次いで発売している。被害軽減につながる画期的な情報システムだけに、ビジネスチャンスへの期待が高まっている。

三洋電機グループの住宅メーカー・三洋ホームズ(本社・大阪市)は、防災の日の1日から販売するすべての新築戸建て住宅に「緊急地震速報システム」を標準装備した。

 家の受信機が速報を受け取ると、天井のスピーカーからの音声で、「15秒後、震度5強の地震が来ます」などと知らせる。「10、9、8……」とカウントダウンもする。部屋の照明を自動的に点灯させ、夜の避難を支援する機能もある。

 コストは12万円ほど。維持費は月1500円。年間1千戸の販売をめざす。既存の家に設置できる製品も開発中だ。「耐震、制震構造のハード面だけでなく、ソフト面も加えて安全・安心を高めた」と同社営業戦略室の中野進担当課長はいう。

 松下電工(本社・大阪府門真市)も1日、緊急地震速報の機能がついたマンション向けのインターホン設備を発売した。震度3以上なら「地震が来ます」、震度5弱以上なら「大きな地震がきます」と各戸の情報盤が音声で知らせ、画面に絵文字が表示される。「誤差で混乱する恐れがある」(広報部)ため、カウントダウンはしない。

 マンション全体で一括導入するシステムで、100戸なら概算で約1800万円(税、工事費別)の費用がかかる。既存マンションにも設置可能という。販売目標は年間1万戸。広報部の友井幸子さんは「マンションの『売り』になる重要なオプションになると思う」と自信をみせる。

引用元:朝日新聞
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200709010013.html
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